モニタリング手法の開発を行います
- 11 分前
- 読了時間: 2分
生花の森(大樹町)が自然共生サイトに認定されOECM登録してから3年になろうとしています。
これまで3年間、環境省のモニタリング1000(里地里山調査)に参加して、哺乳類、鳥類、草花のモニタリング(調査)を続けてきました。
今年は、さらに、森林施業と生物多様性との関係を明確に示すためのモニタリング手法を開発していきます。
環境省の「生物多様性保全推進事業交付金」も活用して、大学の先生などの指導もいただきながら、特に、人工林の皆伐区域をモザイク配置する長期計画に沿って、時間的な空間遷移と生物多様性との関係を説明できるモニタリング手法を開発する予定です。

その手始めに、5月27日(水)、酪農学園大学の鈴木透准教授に生花の森を視察いただきました。
生花の森は、林小班単位で人工林の皆伐・再造林、育成計画を60年計画で立てています。
ドローン撮影を駆使しながら、その空間遷移(伐って植えて育てる年月の経過に従って265haの森林景観が60年間にどのように変化していくか)をシミュレーションしつつ、あまり専門的な手間をかけることなく、各ステージの代表的箇所でどんな指標を調査していけば良いのか。
鈴木先生ほか2,3名の小委員会でご議論・指導いただきながら、まずは2年間で調査マニュアル作成までを目指します。



林業と生物多様性について議論する場合に「伐採活動が生物多様性にとってプラスに働く」という概念は、一般に国際的な理解を得にくいとされ、日本の関係者(環境省や研究者)に共通の課題でもあります。本申請により、具体的で長期継続的なフィールドにおいて、この概念を補強する客観的なエビデンスが得られるはずだと期待しています。
TNFD的視点など国際的な金融経済面や大企業的視点から生物多様性視点が重視される現在、この地域の林業活動に誇りと自信を取り戻す突破口にもなるはずです。



コメント