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北大の雨龍研究林

大矢さんと菅野とで、森林施業研究会の合宿に参加し、北海道大学の雨龍研究林(幌加内町)へ行ってきました。

まさに「北方林」のど真ん中を見てきた印象です。

泥炭湿地の倒木上に一列に並んで更新したエゾマツ天然林
泥炭湿地の倒木上に一列に並んで更新したエゾマツ天然林

247km2に及ぶ面積は研究林としては世界最大だそうです。 そこでは研究だけでなく、大学の運営費を賄う事業収益も出しており、日本最大の人造湖朱鞠内湖の敷地を売却した収益は北大理学部を建てる資金になったとのこと。

数千haにわたって広がる原生林
数千haにわたって広がる原生林
泥川流域を見晴らす(すべて研究林)
泥川流域を見晴らす(すべて研究林)

史春森林財団にとっても、シラカバやミズナラの天然更新、混交林の管理などはとても参考になりました。

地掻き天然更新したシラカバ
地掻き天然更新したシラカバ
単木伐採後に更新するミズナラの稚樹
単木伐採後に更新するミズナラの稚樹
クマイザサの一斉開花後、種から次世代が発生中
クマイザサの一斉開花後、種から次世代が発生中
樹高30Mを超える針広混交林
樹高30Mを超える針広混交林
道有林グイマツ×カラマツ雑種F1低密度試験区
道有林グイマツ×カラマツ雑種F1低密度試験区

雨龍研究林も「生花の森」と同じ時期に自然共生サイトに認定されています。

将来、エコツアーの連携もできそうですね、と研究林の方々と話し合ってきました。


写真はすべて大矢さん撮影

今回の合宿は、”森の自由人”中岡茂さんのお誘いにより参加させてもらったものです。

雨龍研究林での2泊3日の合宿後そのまま十勝に移動して、史春の森に中岡さんをご案内し、様々な評価をいただきました。



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